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10周年を迎えた「一店逸品運動」

10周年を迎えた「一店逸品運動」

[しんまち一店逸品運動実行委員長:伊香佳子]

今年も、遂に10回目の取組となるしんまちの逸品が、無事デビューを果たしました。

ご指導頂く太田先生の教えのもと、過去の逸品を思い出しては悩み、迷い、さらに発祥の地 静岡を除けば、全国に先駆けて一番に「取組10周年」を迎えるという、静かですが実に重いプレッシャーもあり、よりいっそう「青森の顔 新町商店街に位置する個店としての立場」ものしかかり・・・。

研究会でも、こうした迷いに迷う様々な思いによるやりとりが何度も行き来しました。

その上で、やはり基本に立ち返り「自店がお客様に、お伝えしたく、わかって頂きたい専門店らしいこだわりを表す品」を、お互いの助言をもとにそれぞれのお店が自ら選んだ、まさに各店自慢の、素晴らしい逸品が選び出されました。

これらが掲載された、10年の取組を記念した表紙で飾った逸品カタログが3月下旬に新聞に折り込まれ、目にした多くのお客様が、ありがたいことに、いろんなお店に次々にその品を目当てに来店くださっているようです。こうした「新町のお店の想い」がお客様に伝わり、お買い上げ頂ける事が何よりですね。

それに加え、デビュー後の様子をお聞きした際、何店かの店主さんから同じように頂いた「毎年このカタログで、改めて揃った逸品を見ると、本当にいいものばかりで、皆本当によく考えてる、新町ってやっぱりすごい、と思う」という感想。自分達の商店街に、そしてその仲間であるお店に、このように誇りを感じられる取組だからこそ、毎年考えるのがどんなに大変でも、続けて頑張ってこられているとも言えるのではないでしょうか。

さらに今年は、カタログに各店の創業年を入れました。信頼されればこそ長く続く、そんなお店が多いのも新町商店街の特色です。地域らしさをいい形で表し続けられるよう、しんまち逸品運動の情報発信を、さらに広めて行けたらと思います。

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