新風!二年ぶりの新曲 初披露です。
テーマは八甲田山。
八甲田山の神様に護られて今まで生きてきた青森人の魂を演舞します!
ご声援よろしくお願い致します!!
「神威降臨 ~カムイこうりん~ 」
<氷の国から押し寄せる白い大群ロシア帝国。
森の中で息を殺し、これを待ち受ける八甲田の人々。
果たして、天の神のご加護や如何。>
~春~
八甲田山に 雲が出た
一刻もすれば 雨が降ろう
雨さ降らんうちに 家さ帰るがよか
ピッカリ ドンカラリン 音が鳴る
ゴロリゴロリと
北の空から 不吉な雲が 空を 覆い ざわめく
~夏~
狼煙(のろし)立ち 攻め入る敵 幾千の行進 地鳴りの様に響く
剣を持て 立ち上がれ ひるまず戦え 力の限り進め
大地が揺れ 山が動き 空は落ち
荒ぶる白い影 激しくただ強く 強く 速く 大きい
咆哮(ほうこう)轟かせし その足吹き抜けゆく風のように
銀色の爪 光らせ 白獣猛攻 とどまることを知らず
~秋~
空 吹き荒れ 千の光差し込み
その姿は 倭を守る 神々
天人(てんにん)の笛の音 迦陵頻伽(かりょうびんが)の歌声
ゆるりと笑った 神が放つ雷(いかづち)
東方(とうほう)預ける 青き竜を仕えて
西方(せいほう)治める 白き虎を放とう
南方(なんぽう)預ける 朱(あか)き鳥の炎と
北方(ほっぽう)治める 黒き亀の地響き
四方四神と八百万の神々
我 身体の熱き血潮 飲み干せ
永遠(とわ)の加護を爾今(じこん)に
詞・曲:西片翠敬 歌:清野明子